古代ハワイアンのライフスタイル・アニミズム(自然崇拝)に学ぶ

ハワイはアメリカ合衆国だけど、とても日本人に近い感覚を持っていると感じます。

それはきっとALOHAという言葉に代表される彼らの精神性が古来の日本人の感覚と近いからではないでしょうか。

日本人がハワイに行って癒されるのもその精神性に触れて心地よい感覚を覚えるからだと思います。

人と人とが触れ合う触れ合い方、接し方、オープンマインドで明るい気質。

そしてとても上手に自然と共存して生活の中に取り入れる姿勢。

もちろん人にもよりますが、総じてわたしが感じた感覚はとても気持ちいいものばかりでした。

Yas
ハワイと日本には精神的な共通点があるんだ。それは自然万物に神様が宿っているという信仰形態。ALOHAの島ハワイは日本人が今忘れかけている大切なことを守り続け次世代に繋げているんだ。

ハワイも日本も信仰心の根本は自然崇拝

古代ハワイアンのライフスタイルは生活そのものが信仰=自然崇拝(アニミズム=八百万の神)でした。

自然の豊かさは地球上に生きるすべての存在が喜びのうちに共有するもの=愛(ALOHA)です。

すべてのものの中に霊魂が宿っているという考え方で、古来、日本では「八百万の神」として、山、川、巨石、巨木、動物、植物などといった自然物、火、雨、風、雷などといった自然現象の中に、神々しい「何か」を感じ取っていました。

この感覚は今日でも「神道」の根本として残るものです。

自然は人々に恩恵をもたらすとともに、時には人に危害を及ぼします。

古代人はこれを神々しい「何か」の怒り(祟り)と考え、怒りを鎮め、恵みを与えてくれるよう願い、それを崇敬するようになりました。

これがのちに「神」と呼ばれるようになったのです。

 

アニミズム(自然崇拝)とは、結局、命を感じること

例えば、木は異種生物間における社交性を持った生き物にのみ心を開きます。

卓越した謙虚さとやさしさを持つ人たちだけが、木々の声を聴くことができるようです。

声を聴いた人たちは、木に畏敬の念を抱かざるを得ません。

木を祀らざるを得ないほど、感性の研ぎ澄まされていた人々が過去には存在したということを、たとえ理解できなくとも、我々は謙虚に受け止める必要があるのです。

それは論理的に理解することではなく、感じることです。

アニミズムは考え方ではなく、感じ方です。アニミズムとは、鋭敏すぎる感受性の証なのです。

現代文明に至る歴史は大いなる感受性後退の歴史でもあり、現代都市文明とその種の感受性はトレードオフの関係です。

つまりどちらかを選択すれば一方は犠牲にせざるを得ないという関係にあるわけです。

アニミズムとは、結局、命を感じることです。

宮崎駿作品的な世界観ですね。

本来、大切な命を奪う分、与えていくことを実践しなくてはなりません。今の時代は奪ってばかりで与えることをしていないのです。

 

日本人は単一の宗教を持つことを嫌います。理由は何でしょう?

それはきっと、唯一絶対の存在に、潜在的に抵抗感を感じるからではないでしょうか。

しかし宗教を嫌う日本人にも信仰心はあります

つまりアニミズムを(=神は至る所に存在する)ということを「感じる」からです。

 

今なお引き継がれる古代ハワイアンの信仰形態

古代ハワイアンも同じです。

19世紀のはじめにカメハメハ大王が ハワイ諸島を統一した頃までは、ハワイ各島では、クー、カネ、ロノ、カナロアの四大神をはじめ、「八百万の」神々、精霊が信仰されていました。

神々や精霊に祈りを捧げる聖地として、ヘイアウが建設されました。

しかし古代ハワイの信仰はヘイアウだけを舞台としたものではなく、もっと深く人々の生活に根ざしたものでした。

山で草木を摘む、海で漁をするなど、自然界に存在する神々や精霊にその都度チャントを唱え、フラを踊り、自然に許しを請うていました。

一般の家屋にも、「ポハク・オ・カネ」(創造神カネの石)と呼ばれる 大きな石が据えられているのが普通でした。

この石の周りには通常、ティーツリーが植えられ、 もっぱら男性の手で、豊穣の祈りなどが捧げられていました。

そのほか、漁の神を祀るもの、航海カヌーの安全を祈るもの、道祖神のようなものとさまざまなかたちで祈りが捧げられていましたが、いずれもその中心にあった のは「石(ポハク)」であり、古代ハワイの人々が、霊力(マナ)が宿る場所として、いかに石を大切にしてきたかが伺えるのです。

古代ハワイアンのライフスタイルは、いまなお脈々と続いていますし、世代を継承してハワイ文化として伝えられています。

わたしたち日本人のDNAの中にも、ハワイアンと同じアニミズム(=鋭敏なる感受性)が宿っています。

 

アニミズムを取り入れて生活する

わたしは思います。ハワイの文化を深く知るたびに、日本の文化や神話なども深く知りたいと。

日本人が日本の文化や神話などを今以上に深く知ると、もっと愛=ALOHAな心が培われるんだろうなと感じます。

日本で気忙しい日々に没入してしまっていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。

小さな四角い電子機器の中だけが自分の世界になりかねない世の中です。

すぐ足元にきれいな花が咲いていたり、季節の移り変わりの空気感を感じたりすることさえ忘れがちです。

まずは自然に触れることから、旬の食を楽しむことから、神社仏閣などに足を運んでみることから。

日本古来のアニミズムを自分自身の中に取り入れてみることから始めたいと思います。

感じる感覚こそ、これからの時代に必要な女性性の活性化に繋がるはずだと信じています。

 

ABOUTこの記事をかいた人

マインドスタイリスト ウルフマスターリーダー アクセスバーズ™ プラクティショナー ハワイ・キャサリンのパワーストーン正規販売者 ハワイパワースポットスペシャリスト ハワイリトリートコーディネーター 『癒しのパワースポット・ハワイ』著者 ライフワークは「心が潤う気づきと癒しの旅」。 【 コンセプト 】 わたしはわたし。自分らしく生きる。 【 ミッション 】 ”わたしの幸せ” を生きるために、 人生にスパイスを効かせうま味を出す スパイスとは “いい感じの刺激” です。 人の人生にもちょっとしたスパイスが必要です。 それは自分を解放して癒される旅だったり、自分の世界を広げるセッションやワークショップだったり。 刺激を与えることで人は何らかの「気づき」を得て人生にもうま味、つまりその人なりの「味=個性」が出てます。 刺激が気づきを与え、気づくことで感情の解放や心の癒しがもたらされる、それを促すのがわたしのお仕事です。